脳梗塞の新治療・血栓回収治療(機械的血栓回収療法)
脳梗塞と大きな血管の閉塞
脳梗塞は、脳へ血液を送る動脈が血栓などで詰まり、その先の脳細胞が酸素不足で傷つく病気です。
とくに、
- 内頸動脈
- 中大脳動脈
- 椎骨・脳底動脈
など太い血管(大血管・主幹動脈)が急に詰まるタイプでは、短時間で広い範囲に障害が出て、
命に関わったり重い後遺症を残したりする危険があります。
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血栓回収治療(機械的血栓回収療法)とは
血栓回収治療は、カテーテルを用いて詰まっている血栓そのものを取り除く治療です。
- 足の付け根などの動脈からカテーテルを挿入し、脳の閉塞部位まで進める
- ステントリトリーバー(メッシュ状の器具)や吸引カテーテルを使って、血栓をからめ取ったり吸い出したりする
- 詰まっていた血管を開通させ、できるだけ早く脳に血液を戻す
複数の大規模試験で、適切な患者さんにこの治療を行うと、
点滴の血栓溶解薬(t-PA)だけの場合よりも、後遺症が軽くなる人が増えることが示されています。
治療を行える条件のめやす
血栓回収治療は、すべての脳梗塞に行われるわけではなく、条件を満たした一部の患者さんを対象に推奨されています。
- 症状が出てから発見・搬送・画像検査までの時間が早い(多くは発症?6時間以内、一部は16?24時間まで)
- CT・MRI・血管撮影などで、大きな血管の閉塞が確認される
- 画像上、まだ救える脳組織(ペナンブラ)が残っていると判断される
- 年齢・全身状態・既往歴などから、治療のリスクに耐えられると判断される
点滴の血栓溶解薬(t-PA)との関係
- 発症から時間が短く、条件を満たす場合には、t-PA静注療法と血栓回収療法を併用することが多い
- 状況によっては、血栓回収療法を優先・単独で行う場合もあり、最新のガイドラインで検討されています
この記事の位置づけ
このページは、脳梗塞に対する血栓回収治療(機械的血栓回収療法)の概要を紹介したものです。
脳卒中は「時間との勝負」の病気であり、
「片方の手足が急に動かない」「ろれつが回らない」「片側の視野が欠ける」などの症状が出たら、
すぐに救急車を呼んで、脳卒中の治療ができる医療機関を受診することが何より重要です。
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