オリーブ葉エキスと血管・心臓・脳の健康
オリーブ葉エキスとは
オリーブ葉エキスは、オリーブの木の葉から抽出した成分で、 オレウロペインやヒドロキシチロソールなどのポリフェノールを多く含みます。
オリーブオイルが中心となる地中海食が、心臓病・脳卒中のリスクを下げる食事として有名になったこともあり、 オリーブ由来の成分は血管・心血管のサポート素材として注目されています。
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主な作用(と考えられていること)
- 血圧を軽度に下げる可能性
- LDLコレステロールの酸化を抑える抗酸化作用
- 血管内皮の機能を守る作用
- 軽度の抗炎症作用
オリーブ葉と心臓病(虚血性心疾患)
オリーブ葉エキスやオリーブポリフェノールを用いた試験では、
- 高めの血圧が、数mmHg程度下がった
- LDLコレステロールや中性脂肪が軽度改善した
- 酸化LDLや炎症マーカーが減少した
といった結果が報告されています。
こうした作用を通じて、 心筋梗塞や狭心症の「リスク要因」を少しずつ改善する可能性がありますが、 直接的に心臓発作を減らしたという大規模な試験は、まだ限られています。
オリーブ葉と脳卒中(脳血管障害)
高血圧は脳卒中の最大の危険因子のひとつです。 オリーブ葉エキスの軽度の血圧低下作用は、 理論上、脳卒中リスクの低下にもつながる可能性があります。
ただし、
- 降圧薬の代わりになるほどの強い血圧低下作用はない
- ヒトでの脳卒中予防効果を直接示した試験は少ない
ため、あくまで「血圧管理や生活習慣の補助」という位置づけです。
オリーブ葉と動脈硬化
動脈硬化の進行には、酸化LDLや慢性的な炎症が関わっていると考えられています。 オリーブ葉エキスに含まれるポリフェノールは、
- LDLコレステロールの酸化を抑える
- 炎症マーカーを軽度に下げる
といった作用が報告されており、 動脈硬化を「少しだけ進みにくくする」可能性があります。
一般的な摂取量の目安
サプリメントでは、オリーブ葉エキスとして1日数百mg程度を目安にした製品が多く、 オレウロペインとして10?50mg程度を含むと表示されていることがあります。
ただし、各製品で成分量や標準化方法が異なるため、ラベルの表示をよく確認してください。
主な副作用・注意点
- 胃の不快感、下痢、便通の変化
- アレルギー(かゆみ、発疹など)
- 降圧薬を飲んでいる場合は、血圧が下がりすぎる可能性に注意
とり入れるときのポイント
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まずは「オリーブオイル中心の食事」から
サラダ油や動物性脂肪を減らし、オリーブオイルを適量使う地中海風の食事に近づけるだけでも、心血管リスクに良い影響が期待できます。
-
サプリは「ポリフェノールを少し足す」イメージで
オリーブオイル+野菜+魚料理などの食事のうえに、補助的に使うイメージが現実的です。
-
降圧薬・心臓病の薬との併用は医師に相談
血圧が下がりすぎると、めまいや立ちくらみなどのリスクが高まります。
この記事の位置づけ
このページは、心臓病・脳卒中・動脈硬化などが気になる方に向けて、 オリーブ葉エキスの特徴と注意点を整理したものです。
- 特定のサプリ製品や治療法をすすめるものではありません。
- 診断・治療・サプリの利用については、必ず医師・薬剤師に相談してください。
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