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-閉塞性動脈硬化症(ASO)の人工血管外科手術-

閉塞性動脈硬化症(ASO)の人工血管外科手術

閉塞性動脈硬化症(ASO)とは

閉塞性動脈硬化症(ASO)は、足の動脈が動脈硬化で細くなったり詰まったりすることで、 足先への血流が不足する病気です。
進行すると、

  • 歩くとふくらはぎが痛くなる(間欠性跛行)
  • 休んでいても足が痛む
  • 足先の傷がなかなか治らない・壊死してくる

といった症状が現れ、重症になると足の切断が必要になることもあります。


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治療の基本方針

ASOの治療は次のような段階で考えられます。

  • 禁煙・食事・運動療法など生活習慣の改善
  • 抗血小板薬・スタチンなどによる薬物療法
  • バルーンやステントを用いたカテーテル治療(血管内治療)
  • バイパス手術(人工血管・自家静脈)

どの治療を選ぶかは、症状の重さ・病変の長さや場所・心臓など他の病気の状態を総合的に見て決められます。

人工血管バイパス手術とは

人工血管バイパス手術は、詰まった動脈を迂回する新しい血の通り道(バイパス)を作る手術です。

  1. 詰まっている動脈の「上流」と「下流」を確認する
  2. その2点の間を人工血管(人工のチューブ)でつなぐ
  3. 新しいルートを通って足先へ血液が流れるようにする

病変が長く、カテーテル治療だけでは十分な効果が得られない場合などに、外科バイパスが検討されます。

期待できる効果とリスク

  • 歩行距離の改善・安静時痛の軽減
  • 潰瘍や壊死の進行を抑え、足を温存できる可能性

一方で、

  • 全身麻酔を含む手術そのものの負担(出血・感染など)
  • 時間がたつと人工血管が再び詰まる・狭くなるリスク

といった点に注意が必要です。
最近のガイドラインでは、薬物療法やカテーテル治療とあわせ、症状の強い患者さんに対してバイパス手術を含めた総合的な血行再建を検討することが推奨されています。

この記事の位置づけ

このページは、閉塞性動脈硬化症に対する人工血管バイパス術の役割と概要を紹介したものです。
実際の治療方針は、血管外科・循環器内科などの専門医と相談のうえ、患者さんごとのリスクとメリットを比較して決めていく必要があります。


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