サプリメント事典

-風邪-

風邪(かぜ)

ここでは、くしゃみ・鼻水・のどの痛み・せき・発熱などを中心とする、いわゆる「かぜ症候群」についてまとめています。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など、似た症状でも別の感染症もありますので、
高熱が続く・息苦しい・強いだるさがあるなど、いつもと違うと感じる場合は早めに医療機関を受診してください。


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風邪の原因

「風邪」は正式な病名ではなく、主にウイルスによって起こる上気道(鼻・のど)を中心とした急性の感染症の総称です。

  • ウイルス感染
    かぜの原因の多くはウイルスで、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなど、
    多くの種類が知られています。
    これらのウイルスが鼻やのどの粘膜に感染することで、くしゃみ・鼻水・のどの痛み・せきなどの症状が出ます。
  • 飛沫感染・接触感染
    風邪をひいている人のせき・くしゃみのしぶき(飛沫)を吸い込んだり、
    ドアノブや手すりなどに付着したウイルスが手を介して口や鼻・目の粘膜から入り込むことで感染します。
  • 体力・免疫の低下
    睡眠不足、過労、ストレス、冷え、栄養バランスの乱れなどで、
    からだの抵抗力(免疫力)が下がっているときは、ウイルスに感染しやすくなります。
  • 気候・環境の変化
    季節の変わり目や寒暖差が大きい時期、空気が乾燥しているときなどは、
    のどや鼻の粘膜が乾き、ウイルスが侵入しやすい状態になります。

「体が冷えたから風邪をひいた」という言い方をしますが、実際にはウイルスに感染しないと風邪にはなりません
ただし、体が冷えて血流が悪くなると、粘膜の防御機能や免疫の働きが弱くなり、ウイルスに感染しやすくなると考えられています。


風邪の対策

かぜの多くは数日?1週間ほどで自然に回復しますが、
つらい症状を和らげ、悪化を防ぐために次のような対策が重要です。

1)安静と休養

  • 無理をしない
    かぜをひいたときは、からだがウイルスと戦っている状態です。
    仕事や家事をがんばりすぎず、できるだけ横になって休むことが回復を早めます。
  • 睡眠をしっかりとる
    睡眠中は、免疫が働きやすい状態になります。
    早めに就寝し、質の良い睡眠を確保しましょう。

2)水分補給

  • 発熱や発汗、鼻水・せきなどで体内の水分は失われやすくなります。
  • 水・お茶・湯ざまし・経口補水液などで、こまめに水分を補給することが大切です。
  • アルコール・カフェインのとりすぎは、かえって脱水を悪化させることがあるため控えめにします。

3)食事

  • 食欲がない場合は、無理にたくさん食べる必要はありません
  • おかゆ・うどん・スープなど、消化のよいものを少量ずつとるようにしましょう。
  • のどが痛いときは、熱すぎるもの・辛いもの・酸っぱいものは刺激になることがあるため、様子を見ながら控えめにします。

4)市販薬・処方薬の利用(医師・薬剤師の指導のもとで)

  • 発熱・頭痛には解熱鎮痛薬、鼻水・くしゃみには抗ヒスタミン薬、せきには鎮咳薬や去痰薬など、
    症状を和らげる薬を使うことがあります。
  • 持病のある方や他の薬を飲んでいる方は、市販薬の自己判断使用は注意が必要です。必ず薬剤師・医師に相談しましょう。
  • 高熱が続く・強いだるさ・息苦しさ・胸の痛みなどがある場合は、インフルエンザや肺炎など、
    別の病気の可能性もあるため、早めに受診することが重要です。

風邪に関するサプリメント

サプリメントは、風邪そのものを治す薬ではありません
「免疫をサポート」「健康維持」などを目的としたものが多く、
休養・水分・栄養・マスク・手洗いなどの基本的な対策があってこその「補助」と考える必要があります。

一般的に、かぜとの関連で話題にされる栄養素・成分には次のようなものがあります。

  • ビタミンC
    抗酸化作用をもち、体のサビつき(酸化ストレス)から細胞を守る働きがあるとされています。
    「かぜのひき始めにビタミンC」という言い方がありますが、
    実際には普段から不足しないようにとることの方が大切です。
  • ビタミンD・亜鉛など
    ビタミンDや亜鉛は、免疫機能の維持に関わる栄養素として注目されています。
    食事だけで不足しやすい場合に、サプリメントで補うことが検討されることがあります。
  • エキナセア・プロポリス・ハーブ類
    伝統的に「のど・呼吸器のケア」「季節の変わり目のサポート」などを目的に使われてきたハーブです。
    製品ごとに成分や品質が大きく異なるため、使用する場合は注意が必要です。

注意しておきたい点として、

  • サプリメントの中には、薬との飲み合わせに注意が必要なものがある。
  • 子ども・妊娠中・授乳中・持病のある方は、必ず医師や薬剤師に相談してから利用を検討する。
  • 「これを飲めば風邪をひかない」「すぐ治る」といった過度な宣伝文句には注意する。

当サイトの「サプリメント事典」では、ビタミン類・亜鉛・エキナセア・プロポリスなど個々の成分について、
別ページでより詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

風邪に関するサプリメント



サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

ビタミンCは白血球の働きを強めインターフェロン(菌やがんを抑制するタンパク質)を増やし、免疫力を高めます。
アセロラとローズヒップはビタミンCを多く含んでいます。

エキナセアは風邪には定評があるサプリメントです、ひき始めに服用すると効果的です。

ショウガは発汗と解熱効果があるので風邪には有効です。

オリーブ葉とカテキン、高麗人参は抗菌作用があり免疫力を高めます。

マルチビタミン・ミネラルを服用すること で、三大栄養素代謝を円滑に進める 酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持す るための、予防として服用してください。


サプリメント以外での予防・改善

風邪の予防・悪化防止において、サプリメントよりも重要なのは、日常生活の習慣です。

1)手洗い・うがい・マスク

  • 流水と石けんでの手洗いは、ウイルス対策の基本です。
    外出から帰ったとき、トイレのあと、食事の前など、こまめに手洗いを行いましょう。
  • 混雑した場所・人と近距離で会話するときなどには、マスクの着用も感染予防に役立ちます。
  • うがいは、口の中を清潔に保ち、のどの違和感に気づくきっかけにもなります。

2)十分な睡眠と休養

  • 睡眠不足は、風邪だけでなくさまざまな感染症のリスクを高めるとされています。
  • 毎日大きくリズムを崩さないよう、できるだけ同じ時間に寝起きする習慣を整えましょう。

3)バランスのとれた食事

  • 特定の食べ物だけに頼るのではなく、主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識します。
  • 肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質は、免疫細胞や抗体の材料となるため重要です。
  • 野菜・果物からビタミン・ミネラルをとり、全体として栄養バランスを意識しましょう。

4)適度な運動

  • ウォーキングや軽い体操など、無理のない範囲の運動は、血行や体力維持に役立ちます。
  • ただし、風邪のひき始めや熱があるときは、無理せず休むことを優先してください。

5)室内環境の調整

  • 乾燥した空気は、のどや鼻の粘膜を乾かし、防御機能を弱めます
  • 加湿器の使用や濡れタオルを干すなどして、適度な湿度(おおよそ40~60%)を保つよう心がけましょう。
  • 寒暖差が大きくならないよう、衣類や寝具での調整も大切です。

風邪は身近な病気ですが、高齢者・持病のある方・体力の落ちている方にとっては、
肺炎など重い合併症のきっかけになることもあります。
「たかが風邪」と軽く見るのではなく、早めの休養・水分・受診のタイミングを意識して、
無理をしない付き合い方を心がけましょう。


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