サプリメント事典

-インスリンが突然枯渇する劇症1型糖尿病-

インスリンが突然枯渇する劇症1型糖尿病

劇症1型糖尿病とは

劇症1型糖尿病は、ごく短期間のうちにインスリン分泌がほとんどなくなるタイプの1型糖尿病です。
発症から数日で重い高血糖やケトアシドーシスに陥り、命にかかわることもあるため、緊急対応が必要になります。


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特徴的な経過

  • 数日?1週間ほどの間に、急激な口渇・多飲・多尿・全身倦怠感が出てくる
  • 急速に食欲低下・吐き気・腹痛・急激な体重減少が出る
  • 受診時にはすでに意識がもうろうとしていることもある

発症前にかぜ様症状・発熱・腹痛などを伴うこともあり、感染症が誘因の一つと考えられています。

診断と治療

劇症1型糖尿病が疑われる場合、すぐに

  • 血糖値・血中ケトン体・血液ガス分析
  • 膵酵素・HbA1cなど

を測定し、糖尿病性ケトアシドーシスとして緊急治療を行います。

  • 点滴による補液(脱水の改善)
  • インスリンの持続静注による血糖・ケトン体の是正
  • 電解質異常の補正

が中心となります。

発症後の経過

劇症1型糖尿病では、膵β細胞がほとんど機能しない状態になるため、
基本的にその後は生涯にわたるインスリン療法が必要になります。

早期発見の重要性

ごく短期間で重症化するため、

  • 急な強い口渇・多飲・多尿
  • 急速な体重減少や強いだるさ
  • 原因不明の吐き気・腹痛・意識の混濁

といった症状があれば、すみやかに医療機関を受診することが重要です。
とくに、もともと糖尿病がなかった方や妊娠中の方でこのような症状がある場合、
劇症1型糖尿病などを念頭に早期の血糖測定・検査が求められます。

この記事の位置づけ

このページは、劇症1型糖尿病の特徴と緊急性についてまとめたものです。
糖尿病に限らず、「いつもと違う急激な体調の変化」を感じたときには、
自己判断に頼らず早めに受診することが大切です。


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