過敏性腸症候群のラモセトロン塩酸塩錠(商品名・イリボー)
ラモセトロンとは
ラモセトロン塩酸塩(商品名イリボー?など)は、 セロトニン5-HT3受容体拮抗薬というタイプの薬で、 主に下痢型の過敏性腸症候群(IBS-D)の症状を和らげる目的で使われます。
腸の中でセロトニンが関わる神経の働きを調整し、 過剰な腸の動きや痛みの伝わり方を抑えることで、 下痢や腹痛・腹部不快感を改善するとされています。
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どのような人が対象か
日本の承認では、ラモセトロンは 「下痢型過敏性腸症候群」を対象に用いられ、 男性・女性それぞれに適した用量が定められています。
- 慢性的な下痢と腹痛・腹部不快感が続いている
- 検査で炎症性腸疾患やがんなど他の病気が否定されている
- 生活習慣や一般的な整腸剤だけでは症状のコントロールが難しい
といったケースで、消化器内科・心療内科などの専門医が処方を検討します。
効果について
臨床試験では、ラモセトロンを飲んだ人は、
- 全体的なIBS症状
- 腹痛・腹部不快感
- 便の回数や性状
といった項目で、プラセボ(偽薬)よりも改善が見られたと報告されています。 男性・女性ともに有効性が確認されており、日本では女性への適応拡大も行われています。
主な副作用・注意点
代表的な副作用は次のようなものです。
- 便秘・硬い便
- 腹部膨満感
- 吐き気・腹部不快感
特に便秘が強くなりすぎないかは注意が必要で、症状が悪化する場合は医師に相談の上、 減量・中止などが検討されます。
海外で別の5-HT3拮抗薬により虚血性大腸炎が問題になったことがありますが、 ラモセトロンでは現時点で同様の重大な副作用はまれとされています。
服用のポイント
- 医師の指示された用量・タイミングを守る(自己判断で増量しない)
- 便秘傾向が出たら早めに主治医へ相談する
- 少なくとも数週間?数か月単位で、症状の変化をみながら継続するかどうか判断する
この記事の位置づけ
このページは、ラモセトロン塩酸塩錠(イリボー)による 下痢型過敏性腸症候群の治療について説明したものであり、 具体的な治療方針や薬の選択は、必ず担当医と相談して決めてください。
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