重度の火傷などに人工皮膚
人工皮膚とは
人工皮膚は、重度の熱傷(やけど)や外傷などで皮膚が広い範囲で失われたときに、
創面を覆い、新しい皮膚が再生する土台となるように作られた医療材料です。
「人工真皮」「バイオ人工皮膚」など、いくつかの種類があります。
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どのような場面で使われるか
- 広範囲熱傷で自分の皮膚(自家植皮)の採取が難しいとき
- 関節まわりや顔など、機能や見た目をできるだけ保ちたい部位
- 外傷や腫瘍切除後など、皮膚欠損が大きな創(キズ)
人工皮膚の構造と働き
製品によって違いはありますが、多くの人工皮膚は
- 表面層:一時的に外界からの刺激や感染を防ぐ膜(シリコン膜など)
- 真皮様層:コラーゲンなどからなるスポンジ状の層で、 血管や線維芽細胞が入り込み「自分の真皮の土台」になる
といった二層構造を持っています。
創面に人工皮膚を密着させると、数週間かけて身体側から血管が伸びてきて生着していきます。
治療の流れ(例)
- やけどや傷の壊死組織を取り除き(デブリードマン)、きれいな創面にする
- 人工皮膚を傷の形に合わせて貼り付け、固定する
- 数週間かけて真皮様層が自分の組織と置き換わるのを待つ
- その後、表面層をはがし、必要に応じて自家植皮(自分の表皮の移植)を行う
期待される効果
- 創面の保護と感染リスクの低減
- 瘢痕・ひきつれをできるだけ少なくし、関節の動きや表情の維持に役立つ
- 自家植皮に必要な皮膚の量を減らせる場合がある
注意点
- 重度の感染がある場合は、人工皮膚がうまく生着しないことがある
- 高価な材料であり、保険適用や適応の可否は国・時期によって異なる
- 最終的な瘢痕の状態は、やけどの深さ・感染の有無・体質などにより様々
この記事の位置づけ
このページは、重度の火傷や大きな皮膚欠損に対して用いられる人工皮膚治療の概要を紹介したものです。
実際の治療は、形成外科・熱傷専門医のもとで、
全身状態の管理・感染対策・リハビリテーションとセットで行われます。
やけどを負った場合は、自己判断せず、早めに専門医療機関を受診することが大切です。
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