大腸がんの分子標的薬による「個別化治療」
分子標的薬とは
分子標的薬は、がん細胞の増殖や血管新生に関わる分子(たんぱく質)を狙って作用する薬です。
従来の抗がん剤(細胞障害性薬)に比べて、
「どの患者さんにどの薬が効きやすいか」を遺伝子検査などで選び分けることができるのが特徴です。
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代表的な分子標的薬
大腸がんで使われる主な分子標的薬には、次のようなものがあります。
- 抗EGFR抗体:セツキシマブ、パニツムマブなど
- 抗VEGF抗体:ベバシズマブ など
- その他、BRAF変異・HER2増幅など特定の異常に対する薬
これらは、フルオロウラシル、オキサリプラチン、イリノテカンなどの抗がん剤と組み合わせて使われます。
遺伝子検査による「個別化」
現在のガイドラインでは、転移・再発大腸がんでは治療開始前に
- RAS遺伝子(KRAS・NRAS)変異
- BRAF変異
- マイクロサテライト不安定性(MSI)・DNAミスマッチ修復異常
- HER2増幅 など
の有無を検査し、それぞれに適した分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を選ぶ方向に進んでいます。
分子標的薬のメリットと注意点
メリット
- 患者さんの腫瘍の特徴に合わせて、より効果が期待できる薬を選べる
- 従来の抗がん剤に比べて、延命効果や病勢コントロールが改善した例が多い
注意点
- 皮疹・下痢・高血圧・出血傾向など、薬剤特有の副作用がある
- すべての人に効くわけではなく、「効く可能性のある人を選ぶ」薬である
- 薬価が高く、治療費が高額になることが多い(高額療養費制度などの利用を検討)
治療を考えるときのポイント
- 主治医と相談し、どの遺伝子検査・バイオマーカー検査を行うか確認する
- 検査結果に基づき、標準治療の中から最適なレジメン(組み合わせ)を選ぶ
- 効果だけでなく、副作用・通院頻度・費用も含めてトータルで判断する
この記事の位置づけ
このページは、大腸がんの分子標的薬による個別化治療の考え方を紹介したものであり、 実際の治療方針は、腫瘍内科・消化器外科の専門医と相談して決めてください。
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