鼠径(そけい)ヘルニアのメッシュ治療
鼠径ヘルニアとは
鼠径ヘルニアは、いわゆる「脱腸」と呼ばれる状態で、
お腹の中の腸や脂肪が、足の付け根(そけい部)のすき間から飛び出してくる病気です。
自然に元に戻ることもありますが、根本的に治すには手術が必要です。
なぜメッシュを使うのか
昔は、自分の筋肉や腱膜だけを縫い寄せる「従来法」が主流でしたが、
糸で引き寄せる力が強く、術後の痛みや再発が問題でした。
現在は、ポリプロピレンなどでできた薄い網(メッシュ)を当てて補強する
「テンションフリー修復」が標準的な治療になっています。
- 組織を強く引っ張らずに補強できるため、再発率が低い
- 術後の痛みが少ないという利点が報告されている
主な術式
- 前方アプローチ(リヒテンシュタイン法など)
そけい部を直接切開してメッシュを縫い付ける方法。多くの施設で行われており、 局所麻酔や脊椎麻酔での手術も可能です。 - 腹腔鏡下メッシュ修復(TEP・TAPPなど)
お腹に小さな穴を数か所あけ、腹腔鏡で内側からヘルニア門をメッシュで覆う方法。 両側ヘルニアや再発例などでメリットが大きいとされます。
どの術式がよいかは、年齢・ヘルニアの位置・両側か片側か・再発かどうか・全身状態などで変わります。
メッシュ治療の安全性とリスク
多くの研究で、メッシュを用いた鼠径ヘルニア手術は、
- 再発率が従来法より低い
- 入院期間や社会復帰までの時間が短い
と報告されています。 一方で、次のようなリスクもゼロではありません。
- 慢性的な鼠径部の違和感・痛み
- メッシュ付近の感染(まれだが、起こると追加の処置が必要なことも)
- 精索・血管・神経への障害
手術を受けるタイミング
鼠径ヘルニアは、押すと引っ込むうちは緊急性が低いことが多いですが、 嵌頓(かんとん:戻らなくなって腸が締め付けられる状態)になると緊急手術が必要になります。
日常生活に支障が出てきたり、徐々に膨らみが大きくなってきた場合は、 余裕のあるうちに計画的な手術を検討することが多いです。
この記事の位置づけ
このページは、鼠径ヘルニアに対するメッシュ治療の概要をまとめたものです。
具体的な術式の選択や手術時期は、人によって異なります。
気になる膨らみがある場合は、外科・消化器外科を受診してご相談ください。
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