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-便失禁のバイオフィードバック療法-

便失禁のバイオフィードバック療法

便失禁とは

便失禁とは、自分の意思と関係なく便やガスが漏れてしまう状態をいいます。
出産による肛門の筋肉のダメージ、高齢化、神経の障害、骨盤底の弱りなど、 原因はさまざまです。


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治療の基本方針

治療は、

  • 食事・排便習慣の調整(便の硬さを整える、決まった時間にトイレに行く など)
  • 薬物療法(下痢止め・整腸剤・便を柔らかくする薬など)
  • 骨盤底リハビリテーション(筋力トレーニング)

などの保存的治療から始め、改善が不十分な場合に外科的治療が検討されます。

バイオフィードバック療法とは

バイオフィードバック療法は、直腸や肛門の圧力センサー・筋電図などの機器を使って、 肛門括約筋や骨盤底の筋肉の動きを見える化しながらトレーニングする方法です。

  • 肛門を締める筋肉(外肛門括約筋)の力を強くする
  • 「便意を感じたときに、どう締めればよいか」を体で覚える
  • 直腸に入れた風船で、便意の感じ方を調整する練習を行うこともある

どのような人に向いているか

バイオフィードバック療法は、とくに次のようなタイプの便失禁で効果が期待されます。

  • 肛門括約筋の損傷が比較的軽く、筋肉がまだ動く人
  • 直腸の感覚や排便のタイミングのコントロールに問題がある人
  • 骨盤底筋群が弱くなっている人

効果と限界

多くの研究で、バイオフィードバック療法は

  • 便失禁の回数の減少
  • 「漏れ」の程度の改善
  • 生活の質(QOL)の向上

に役立つことが報告されていますが、
すべての人に効果があるわけではなく、重度の筋断裂や神経障害がある場合には限界もあります。

治療を受けるときのポイント

  1. 便失禁の原因(筋肉の損傷か、神経障害か、便の性状か)を大腸肛門専門医で評価してもらう
  2. 食事・薬・トレーニングを組み合わせた治療計画の中で、バイオフィードバックを位置づける
  3. 何回かのセッションを続けて受けることで効果が出てくるため、通院が可能かどうかも考慮する

この記事の位置づけ

このページは、便失禁に対するバイオフィードバック療法の概要を紹介したものです。
実際の治療方針は、検査結果や生活背景をふまえて、担当医と相談して決めてください。

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