胃食道逆流症の経内視鏡的噴門部縫縮術(ELGP)
胃食道逆流症(GERD)とは
胃食道逆流症(GERD)は、胃酸や胃の内容物が食道に逆流することで、
胸やけ・酸っぱい逆流・のどの違和感・咳などが続く病気です。
多くの場合、胃酸を抑える薬(PPIなど)と生活習慣の見直しでコントロールできます。
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標準的な治療
- 就寝前2?3時間は食事を控える、腹部をしめつけない服装にする
- 肥満がある場合は減量をめざす
- アルコール・喫煙・脂っこい食事を控える
- 胃酸分泌を抑える薬(PPI・P-CABなど)を内服する
これらで症状が十分に改善しない場合や、薬をやめるとすぐ悪化してしまう場合は、 外科手術や内視鏡による逆流防止治療が検討されることがあります。
経内視鏡的噴門部縫縮術(ELGP)とは
経内視鏡的噴門部縫縮術(Endoluminal Gastroplication:ELGP)は、 口から挿入した内視鏡を用いて食道と胃の境目(噴門部)を内側から縫い縮めることで、 逆流を起こりにくくする内視鏡治療です。
- お腹を切らない「内視鏡下の手技」である
- 従来の開腹・腹腔鏡手術より体への負担が小さいと期待される
- 一部の施設で、難治性GERDに対する選択肢として行われている
適応になる人の一例
施設や医師により考え方は異なりますが、一般的には次のような方が ELGPの検討対象になることがあります。
- PPIなどの薬である程度コントロールできるが、長期の薬物療法を続けたくない人
- 外科手術までは希望しないが、内視鏡的な治療オプションを望む人
- 逆流の程度や胃の形態が、内視鏡治療に適していると判断された人
メリットと限界
- メリット:お腹を切らずに逆流防止機能を強化できる可能性がある
- 限界:長期成績や適応の範囲については、なお検討が続いており、 すべてのGERD患者さんに推奨される標準治療という位置づけではない
また、縫合した糸が時間とともにゆるむ可能性もあり、将来的な再治療・他の治療が必要になることもあります。
治療を検討するときのポイント
- まずは生活習慣と薬物療法を最適化し、それでも症状が強いかどうかを確認する
- 内視鏡専門医・外科医を含むチームで、薬の継続・腹腔鏡手術・内視鏡治療などの選択肢を比較検討する
- ELGPの実績がある施設で、メリット・デメリット・他の選択肢について十分な説明を受ける
この記事の位置づけ
このページは、胃食道逆流症に対する経内視鏡的噴門部縫縮術(ELGP)についての一般的な説明です。
実際に治療を受けるかどうかは、検査結果や全身状態をふまえて、
担当医とよく相談して決めてください。
慶応大学病院
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