サプリメント事典

-口内炎-

口内炎

目次
  • 口内炎の原因
  • 口内炎の対策
  • 口内炎に効果効能があるサプリメント
  • サプリメント以外での予防改善

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関連情報

口内炎の原因

口内炎の原因は過労風邪などの体調不良やビタミン不足などで免疫力が弱まると口の中にいる雑菌が粘膜に進入して炎症を起こします、これが口内炎の原因です。

口内炎で一番多いのは「アフタ性口内炎」で口の中に潰瘍ができ、中心が白っぽくふちは赤くなって強い痛みを伴います。

この他には口全体に潰瘍ができる「カルタ性口内炎」やヘルペスウィルスの感染により水泡ができる「ヘルペス性口内炎」、カンジダ菌により口の中が赤くただれる「口腔カンジダ症」などがあります。

口内炎の対策

口内炎の対策としては体調を整えて、雑菌に対して免疫力を高めることがポイントになります。

口内炎に効果効能があるサプリメント


サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

亜鉛は免疫力を高め傷口の治療に効果があります。

カンゾウは抗炎症作用があります。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つ作用があります。

ビタミンB2は「美容ビタミン」とも呼ばれビタミンAと同じく皮膚や粘膜の健康を守ります。単独で摂らずにビタミンB群で摂ると効果的です。

ビタミンCは抗酸化物質で免疫力を強化してくれます。

マルチビタミン・ミネラルを服用すること で、三大栄養素代謝を円滑に進める 酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持す るための、予防として服用してください。

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サプリメント以外での予防改善

うがいや歯磨きで口の中の衛生環境を整え、タバコや刺激の強い食べ物は控えてください。

生活面では胃腸に負担をかけ無いように暴飲暴食をやめストレスを避け十分に睡眠をとって、体調を整えて免疫力を高めてください。


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歯周病の歯科薬剤到達システム(3DS)

歯周病菌

歯周病菌が増殖すると、日常的な歯磨きでは除去できません。歯周病菌は本来、酸素に触れると死滅する弱い菌ですが、それゆえ身を守るすべを持っています。糖類などでできた無色のネバネバした膜(バイオフィルム)を張り巡らし、その中で増殖します。

バイオフィルムは歯ブラシでは取れないため、歯科での専門的な治療が欠かせません。細菌の死骸(しがい)などが固まった歯石を除去した後、専用の器具で研磨剤を塗った歯の表面を磨き、バイオフィルムを除去します。この研磨の操作は歯面清掃(PMTC)と呼ばれています。

歯科薬剤到達システム(3DS)

しかし、それでも取りきれないしつこい歯周病菌もあり、この場合に行われるのが、歯科薬剤到達システム(3DS)です。

マウスピースの内側に、うがい薬にも使うヨードを含んだ薬剤を塗ります。1日5分、歯にかぶせ、1週間続けると、歯面清掃で破損したバイオフィルムの間から薬が染み込み、歯周病菌を退治します。

抗菌剤を使う場合もあるが、副作用の恐れがないヨードで、十分な効果が得られます。

薬を歯と密着させて、効果を引き出すこの方法は、虫歯菌の除菌を目的に考案されたが、3年前から歯周病治療にも用いられ始め、8割の患者で、歯周病菌が健康的なレベルまで低下します。

様々な種類がある歯周病菌のうち、歯周病と密接に関係するのは4種類です。抗菌剤を使っても菌を完全になくすことはできないが、これらの歯周病菌が、口内の総菌数のそれぞれ0.1~0.2%程度であれば、歯の健康を保てることが分かってきています。

治療後は丁寧な歯磨きを心がけ、数か月ごとに通院して磨き残し部分の清掃などを行うことで、歯周病菌の増殖を抑えることができます。

これらの治療は、事前に唾液(だえき)検査を行い、歯周病菌の数などを見極めた上で行うことが肝心です。歯面清掃(PMTCと歯科薬剤到達システム(3DS)は、ともに保険が適用されません、費用は医療機関によって異なりますが、数万円程度です。

関係医療機関

日本歯科大学病院

歯周組織の再生法「GTR法」と「エムドゲイン」

歯周組織の再生

歯周ポケットが5ミリ以上の深さになりますと、し歯根に固着した歯石やクラープを取り除く外科手術が必要になす場合もあります。しかし手術をしたとしても失われた歯周組織は回復しません。

これに対して、損傷が一部だけなら、歯周組織を再生させる治療法が実用化されました。スウェーデンで開発された「GTR法」と「エムドゲイン」です。

再生法「GTR法」と「エムドゲイン」

GTR法の意味は「組織再生誘導」で、歯周組織が壊れた部分から細菌が侵入するのを防ぐため、合成繊維でできた特殊な膜を挿入して空洞を作り、歯槽骨などの再生を促す方法です。約5週間後、入れた膜を除去する2度目の手術が必要ですが、最近は数週間で自然に溶け、1度の手術ですむ膜も開発されています。

エムドゲインの方は、組織が失われた部分に、歯周組織の再生を導くゲル状の材料を塗る、簡単な方法です。ゲル状物質の名前がエムドゲインで、歯の発生期に重要な役割を果たす、タンパク質が主成分です。豚の歯の元になる組織から抽出します。再生が確認できるまで3から6週間かかります。

どちらの手法も、まず麻酔をかけて歯肉を切開し、歯根についた歯石などを取り除きます。その後に膜を入れたり、エムドゲインを塗ったりして縫合します。手術は約1時間程度で、入院は必要ありません。歯周組織の再生には数ヶ月から半年かかり、手術後も定期検査が欠かせません。

スウェーデン・デンタルセンターの最近の研究では、数年後まで組織の再生が続くなど、エムドゲインの方が優秀であることがわかり、今後はエムドゲインが主流になりそうです。しかしエムドゲインは、歯根が分かれている奥歯には使えず、前歯など1部の歯の歯周病に限られますし、歯周組織の破壊が、あご全体に広がっている場合も使えません。

保険は適用されず、費用は病院によって異なります。GTR法は検査などに保険がきく、高度先進医療として認められている医療機関もあります。

関係医療機関

スウェーデン・デンタルセンター

歯周病・骨髄液による歯槽骨再生

歯周病菌について

歯周病菌には、組織を破壊する「たんぱく質分解酵素」ももっているものや、白血球などを破壊する毒素を持っているものがいます。歯周病菌が口の中に住み着くと、歯肉などに炎症をお引き起こします。

炎症がひどくなると、歯と歯肉の間の隙間に歯周ポケットができ、その部分にプラーク(歯垢)がたまりやすくなります。プラークがたまると、歯周病菌が増え、毒素が強くなり、歯槽骨を溶かすため、歯が抜けやすくなります。これが歯周病です。

また、歯周病菌は、歯だけではなく、全身にも影響を及ぼすこともわかっています。組織や白血球などを破壊する歯周病菌の毒素や、炎症によってできる物質などが、全身に広がる危険性があるのです。具体的には動脈硬化の促進、誤嚥性肺炎、糖尿病の悪化、低体重児出産・早産などのリスクが生じます。

骨髄液による歯槽骨再生

歯槽骨が失われた場合、これまで骨を移植するなどをしていましたが、名古屋大学では、患者本人の骨髄から採取した細胞を使って、歯槽骨をなど歯の周囲の組織を再生させる治療法を開発し、2002年に同大学病院に「再生歯科外来」を開設しました。

培養した細胞などを利用して、様々な臓器や組織をよみがえらせる再生医療の中で、最も実用化が進む分野の一つです。治療では、まず患者の腰骨にごく細い針を刺して、骨髄液を2ミリリットルほど採取します。全身麻酔や入院などの必要はなく、15分ほどで済みます。骨髄には、骨や筋肉、血管などに分化する幹細胞が含まれていて、4週間かけて培養し、約10万倍に増やします。

培養した幹細胞に、骨などへの分化を効率よく促すために、患者の血液から取り出した血小板を加えて、注射器で歯槽骨の患部に流し込みます。幹細胞は歯槽骨や歯根膜など、歯を支える組織に成長していきます。3ヶ月ほどで患部は、ほぼ完全な状態になるといいます。

骨髄も血液も、患者自身のものを使いますので、拒絶反応の心配もなく、患者さんの負担も比較的少ないのが特徴です。この治療を受ける前に、歯垢を除去するなどの処置を受けて、歯周病自体の進行は止めておかなければなりません。

関係医療機関

名古屋大学病院

虫歯治療の3Mix(ミックス)-MP法

歯の自己修復能力

虫歯は、口の中にいるミュータンス菌など様々な細菌が、食べかすなどから酸を作り、酸が歯を溶かすことで起こります。虫歯部分にはびこる細菌を退治すれば、歯を削らずに虫歯の進行を抑え、歯の持つ自己修復能力により、元の歯に戻すことができます。

これが「3Mix(ミックス)-MP法」による治療の考え方です。細菌を殺す三種類の抗菌薬と、薬剤を浸透させる軟膏などの頭文字をとってこう呼ばれています。

歯は、表面の硬い「エナメル質」、その下の「象牙質」、血管や神経が走る「歯髄」の三層構造でできています。虫歯がエナメル質にとどまっているうちは、痛みはないが、象牙質まで進行すると痛みがでることがあります。象牙質は「象牙細管」という細いチューブが集まってできていて、歯髄の神経につながっているからです。

象牙質に達した虫歯の治療では、虫歯で色が変わった部分を削り、そこを消毒液で殺菌して金属などをかぶせるのが一般的です。しかし、細管に潜む菌まで完全に殺すことは難しく、しばらくたつと虫歯が広がり、再び歯を削るケースが多いです。

虫歯治療の3Mix(ミックス)-MP法

3Mix-MP法は、この弱点を克服する手法です。虫歯部分に抗菌薬を塗り、樹脂などでふたをすると薬で細菌が死滅します。細菌で破壊された部分にカルシウムが沈着し、約一年後には象牙質部分が元のような状態に回復します。

一度処置すれば、抗菌効果は長期間続きます。虫歯が歯髄まで達し、通常なら歯髄を抜く治療が必要な重度の虫歯でも、九割以上のケースで、一ヶ月後にはほとんど削らずに痛みが消えるそうです。3Mix-MP法は虫歯は削って治す、という従来の常識を覆す手法です。

この治療で使う抗菌薬は、メトロニダゾール、ミノサイクリン、シプロフロキサシンの三種類です。この三剤に軟膏のマクロゴール(M)プロピレングリコール(P)を加えることで、歯の中への抗菌薬の浸透性が高くなります。

いずれの薬も内科などで使われていて、使う量は微量なので安全性には問題はないと、されています。保険の適用はありませんが、薬剤費は歯一本あたり約5円で、負担は従来の虫歯治療と変わりません。

関係医療機関

タクシゲ歯科医院

ドライマウス(口腔乾燥症)の原因と治療

ドライマウス(口腔乾燥症)の原因

唾液は、耳の下や舌の下にある唾液腺などから、1日に1.5~2リットル分泌されます。この唾液腺に異常が起き、唾液が少なくなるのが「ドライマウス」です。

原因は様々ですが、最も多いのは「薬の副作用」で、患者のほぼ半数にみられます。抗アレルギー薬や降圧剤、抗うつ剤などには唾液の分泌を抑える作用があるからです。

涙や唾液が出にくくなる疾患「シェーグレン症候群」も原因として多いです。本来は病原体を退治する免疫細胞が、誤って唾液腺を異物として攻撃する自己免疫疾患です。

糖尿病や腎臓病が原因で起きることもあるほか、顔や口のがんで放射線治療を受けて唾液腺が破壊された場合や、強いストレスも一因となります。

ドライマウスが問題なのは、症状が続くと歯周病、虫歯、口臭の原因になるからです。舌がヒリヒリし、味覚に異常を来すこともあります。唾液は、口の中の殺菌や歯の修復(再石灰化)など大切な働きを持っているからだです。

ドライマウスは、唾液検査に、薬の服用状況などを総合して診断します。唾液検査はガムを10分間かみ続け、出た唾液の量を測り、10cc以下だとドライマウスが疑われます。

ドライマウス(口腔乾燥症)の治療

治療は、原因を特定し、除去するのが原則です。薬の副作用なら、薬を変えるか、量を減らします。シェーグレン症候群の場合、根治治療ができないため、口腔内を清潔に保ち、乾燥を防ぐことが重要になります。

最近は、保湿や粘膜の再生を促す作用を持つジェルやスプレーなどの口腔ケア商品が登場しています。

ドライマウスの患者30人(平均年齢62歳)に、市販の口腔ケアのジェルを就寝前に口の中の粘膜に塗ったところ、2週間後、患者の83%が症状が緩和しました。特に食べにくさ、味覚の異常などが改善したそうです。ストレスを避けることも大切です。

関連サイト

ドライマウス研究会

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