加齢黄斑変性症の光線力学的療法
加齢黄斑変性症とは
加齢黄斑変性症は、網膜の中心にある黄斑(おうはん)に異常が起こり、
ものを見る中心がゆがんだり、暗く欠けたりする病気です。
進行すると読書や車の運転など、日常生活に大きな支障が出てきます。
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光線力学的療法(PDT)とは
光線力学的療法(Photodynamic Therapy:PDT)は、
特定のレーザー光に反応する薬(光感受性物質)を使い、
黄斑の下にできた新生血管だけを選択的に弱らせる・つぶす治療法です。
治療の流れ(イメージ)
- 腕の静脈から光に反応する薬(光感受性物質)を点滴する。
- 薬が新生血管に集まるのを待ってから、黄斑の部位に弱いレーザー光を照射する。
- レーザーが当たった部分で薬が活性化し、新生血管の内側を傷めて閉塞させる。
これにより、黄斑の下でもろくて漏れやすい新生血管からの出血や滲出を抑え、
視力低下の進行を遅らせることが期待されます。
治療の目的と限界
- 視力を元通りに回復させる治療ではなく、進行を抑えることが主な目的です。
- 病型や病巣の位置によっては、光線力学的療法が向かない場合もあります。
- 必要に応じて、抗VEGF薬の硝子体内注射など他の治療と併用されることもあります。
治療後の注意点
光感受性物質は全身の皮膚や眼にも一時的に残るため、
治療後しばらくは
- 直射日光を避ける
- 濃い色の衣服・帽子・サングラスなどで光から身体を守る
といった注意が必要です。
この記事の位置づけ
このページは、加齢黄斑変性症に対する光線力学的療法(PDT)の概要を説明したものです。
実際の治療方針は、網膜の状態・視力・年齢・他の病気の有無などを総合的に考慮して決められます。
中心がゆがんで見える・真ん中だけ暗く欠けるなどの症状がある場合は、
早めに眼科で検査を受け、適切な治療のタイミングを逃さないことが大切です。
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