サプリメント事典

-冷え性-

冷え性

目次
  • 冷え性の原因
  • 冷え性の対策
  • 冷え性に効果効能があるサプリメント
  • サプリメント以外での予防改善

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冷え性の原因

冷え性の原因は体調や体質的に血行が悪い人に起こります。

特に女性に冷え性が多く月経によるホルモンのバランスのくずれ、不規則な生活やストレス、無理なダイエットによる栄養の不足、運動不足などが血行不良の原因になります。その他にタバコ、体をきつくしめ過ぎる下着、エアコンの利き過ぎ、仕事やテレビで長時間いすに座る事などでも原因にあげられます。

食物による冷え性の原因になるものは脂肪の多い肉類や甘いものなのです、これらを食べ過ぎると血液がドロドロになって血の循環が悪くなり冷え性になります。

冷え性は症状が進むと風邪頭痛、のぼせ、立ちくらみなどを引き起こします。

冷え性の対策

冷え性の対策としては取り除ける要因は取り除き、体を温め血行を良くする工夫をすることです。

冷え性に効果効能があるサプリメント


サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

EPA(IPA)DHAは血管のコレステロールや中性脂肪を除去して血液の流れを良くしてくれます。

梅、高麗人参、ショウガ、杜仲茶、ニンニク、メリロートは血行を良くして体温を上げてくれます。

カプサイシンは副交感神経を刺激して体温を0.5度程度上げる作用があります。

ビタミンB群は三大栄養素からエネルギーを作り出し体温を上げます。

ビタミンEは冷え性に最も効果がある栄養素で、表皮の毛細血管の血行を良くして身体の末端に血液を循環させる効果があります。

マルチビタミン・ミネラルを服用することで、三大栄養素代謝を円滑に進める酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持するための、予防として服用してくださ。

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サプリメント以外での予防改善

食事では脂肪や甘いもの冷たい飲み物などは避けてください、ネギやショウガ、ニンニクト、ウガラシなどは体を温めますしナッツ類や緑黄野菜はビタミンEを多く含んで血行を良くしてくれますのでたくさん取り入れください。

入浴はお湯の温度はあまり高くせず約40度ぐらいにして、15分間を目安にじっくり入ってください。

職場では時々ストレッチ運動や軽い体操をして血行を良くするよう努めてください。


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更年期障害のホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法(HRT)の効果

女性の更年期障害は、主に閉経前後の45~55歳に、女性ホルモンの分泌が急激に減るために起きます。顔のほてりや動悸(どうき)、うつ症状などのほか、手足の冷え、肩こり、頭痛、不眠、イライラなど人によって様々な症状が表れます。 

ホルモン補充療法(HRT)は、飲み薬や張り薬を用いて、女性ホルモンを補う治療です。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類を併用し、手術で子宮を摘出した患者ではエストロゲンだけを用います。毎日薬を飲む場合や、ひと月に数日間の休みを挟みながら続ける方法もあります。

更年期症状の緩和に加え、エストロゲンには骨を溶かす細胞の活動を抑える働きがあることから、骨粗しょう症の改善も期待できます。

ホルモン補充療法(HRT)の副作用

しかし、米国国立衛生研究所が2002年、ホルモン補充療法(HRT)を受けた患者で、乳がん、心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患、脳卒中が、それぞれ26%、29%、41%増加したなどの研究結果を発表しました。このためホルモン補充療法(HRT)の危険性が、クローズアップされました。

ただしその後、この研究の対象者には、脳卒中などになりやすい肥満や高齢者が多かったなどの問題点が浮上しました。危険性だけを強調するのではなく、ホルモン補充療法(HRT)で得られるプラス面が上回る場合には、実施を考えるべきだとの方針が世界的にも標準となりました。日本産科婦人科学会などでも、安全にホルモン補充療法(HRT)を行うための診療指針をまとめています。

指針では、治療に伴い起きる可能性のある副作用として、

1.不正性器出血

2.乳房痛

3.片頭痛

4.乳がん

5.動脈硬化・冠動脈疾患

6.脳卒中

7.足などの静脈に血栓ができる血栓塞(そく)栓症

8.子宮体がん

9.卵巣がん

10.子宮頸(けい)がんなど、その他のがん

上記10項目をあげています。乳がんは5年以上続けると危険性が高まるが、死亡率は変わらず、冠動脈疾患は60歳以上だと危険性が高まり、脳梗塞の危険性は高まるが、脳出血は増加しないなどと、分析しています。

そのうえで指針は、治療を行う際には、年1回の乳がん検査や、血圧、コレステロール検査を継続することを勧めています。また60歳以上での治療開始や、5年以上の治療継続は乳がんなどの危険性が高まるとして、より注意が必要としています。肝硬変、乳がん、心筋梗塞、脳卒中を起こしたことのある人では行われません。

小山嵩夫(たかお)クリニックの小山さんは「米国では更年期の女性の約30%がホルモン補充療法(HRT)を受けていますが、日本では2%ほどです。効果や安全性についての日本での研究が進むことが望まれます」と話しています。治療には保険がきき、患者負担は月数千円(小山さんのクリニックは、保険のきかない自費診療)です。 

NPO法人「女性の健康とメノポーズ協会」(東京)では、更年期障害に悩む女性たちのために電話相談(火・木曜の午前10時半~午後4時半、(電)03ー3351ー8001)を行っています。

関連医療機関

小山嵩夫(たかお)クリニック

関連ホームページ

女性の健康とメノポーズ協会

リンパ浮腫の顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術(ふんごうじゅつ)

リンパ浮腫

リンパ液の流れが滞り、手や足などにたまってむくむのが、リンパ浮腫です。乳がんや子宮がんの手術、放射線治療でリンパ管が傷つき、後遺症として起きることが多いですが、生まれつきリンパ液の流れが悪い人もいます。

むくみは、外見も不自然で、重くなると歩けなくなったり、皮膚が象の皮のように硬くなったりする場合があります。そのほか、体がだるい、疲れやすいなどの症状も現れます。

治療は、マッサージや弾性包帯、医療用スリーブやストッキングなどの着用で、むくんだ部分を圧迫しリンパ液を押し出して、症状を緩和するのが一般的です。

顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術

一方、東大形成外科で取り組んでいる「顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術」は、リンパ管を静脈につないで、リンパ液の流れを回復させます。ひじやひざ、手首、くるぶしの内側などを2~3センチ切開し、直径0.2~0.3ミリのリンパ管を顕微鏡でのぞきながら、0.05ミリの糸で静脈に縫いつけるという細かい手術です。

局所麻酔で傷口もほとんど目立たず、体への負担も比較的少ないです。保険も適用されている治療ですが、問題はすべての人に効果が出るとは限らないことです。

東大形成外科によると、これまでに足のリンパ浮腫で手術をした129人のうち、効果が表れやすい発症間もない患者35人では、31人が太もも、ひざ、ふくらはぎ、足首、足の甲のいずれかの周囲の長さが手術後、細くなったといいます。残る4人は変わらないか、かえって悪くなりました。

手術の効果を上げるためには、医療用のストッキングなどが欠かせず、きちんと着用することです。

リンパ浮腫は、手や足に出ることが多いですが、男女問わず陰部が大きく腫れ上がることもあります。圧迫による治療が難しい陰部のリンパ浮腫は、特に手術で効果が期待できます。

東大形成外科のような局所麻酔ではなく、全身麻酔で実施する医療機関も多く、手術法も細かい点では施設によって異なります。例えば、北大では、1本ずつではなく、数本のリンパ管を集めて血管の中に移植しています。

最近、特殊な装置を使えば、リンパ管の流れを拡大して、ビデオで直接確かめることができるようになりましたので、どのリンパ管をつないだ場合に効果的かがわかり、さらに治療成績が向上する可能性があります。

関係医療機関 東大形成外科

リンパ浮腫の「複合的理学療法医療リンパドレナージ」

リンパ浮腫

リンパ液の流れが滞り、手や足などにたまってむくむのが、リンパ浮腫です。乳がんや子宮がんの手術、放射線治療でリンパ管が傷つき、後遺症として起きることが多いですが、生まれつきリンパ液の流れが悪い人もいます。

むくみは、外見も不自然で、重くなると歩けなくなったり、皮膚が象の皮のように硬くなる象皮病になる場合があります。そのほか、体がだるい、疲れやすいなどの症状も現れます。

むくみは乳がんや子宮がんの手術後すぐに生じる場合もあれば、5年や10年経過してから発症する場合もあります。症状はゆっくりと進行しますが、長期にわたり適切な治療を受けない状態で放置したり、頻繁に炎症を繰り返すと象皮病にまで進む場合もあります。

このため、むくみを感じたらできるだけ早期のうちに専門医や主治医より適切な診断を受け、「複合的理学療法医療リンパドレナージ」による治療を始めることが大切です。

「医療リンパドレナージ」は医療機関で

医療リンパドレナージは、エステなどで一般に行われているリンパドレナージやオイルセラピーなどとは、明確に違います。「複合的理学療法医療リンパドレナージ」の施術者は、あんまマッサージ指圧師国家資格保有者や医療従事者(医師・理学療法士・作業療法士・看護師)で、専門養成課程を経てライセンスを取得しています。

複合的理学療法医療リンパドレナージ

以下の4つが「複合的理学療法医療リンパドレナージ」の基本要素となります。

1 スキンケア

浮腫が発症した皮膚は、乾燥しやすくデリケートで細菌感染を引き起こしやすい状態になっています。とくに感染症には注意が必要となります。

2 医療徒手リンパドレナージ

滞留したリンパを、適切な方向に向けて流してむくみを緩和し、また硬くなった皮膚をほぐし、皮膚の状態を改善する効果があります。皮下にある毛細リンパ管を使い、ゆっくりと皮膚を動かすことによって、滞留したリンパをリンパ節に返していきます。

普通のマッサージのように力を入れて筋肉を動かしてしまうと、リンパは効果的に動かないどころか、リンパ管を傷つける可能性もあります。また、一般的な美容エステなどで行われる、オイルなどの滑剤を用いたマッサージとは、手順も手技も全く異なります。

3 圧迫療法

治療の中で、最も重要なものは、この圧迫療法です。正しくドレナージによってリンパが排出されたとしても、圧迫を加えなければ意味がありません。弾性包帯(バンテージ)や弾性着衣(スリーヴ/ストッキング)により圧迫していくことによって浮腫を解消していきます。

弾性包帯は滞留したリンパ液を排出する為に、弾性包帯・スポンジを用い、適切に圧迫を行います。弾性着衣は改善された皮膚の柔らかさを、良好な状態に維持するために用います。

4 運動療法

無理をしなければ、リンパ浮腫だからといって、運動ができないなどということは決してありません。むしろ圧迫を加えた状態での運動は、浮腫の解消にはとても効果的です。

圧迫状態で運動する事により、筋肉がポンプとして働き、リンパ液の排出を促す事ができます。

治療施設の情報サイト

日本医療リンパドレナージ協会

下肢静脈瘤の「硬化療法」と「ストリッピング手術」

下肢静脈瘤

体の隅々から、二酸化炭素や老廃物を運んでかえる静脈は、ポンプの働きをする心臓から遠いので、血液が滞留しがちです。人間は立って生活しますので、静脈には逆流防止用の弁が何か所も付いていますが、これが壊れ、血液が足にたまるのが静脈瘤です。命にかかわることはありませんが、足のかゆみなどが続き、放置しますと悪化し、皮膚がただれることもあります。

患者には、長時間の立ち仕事を長年続けてきた職人や、妊娠・出産を経験した中年以上の女性などが多いです。

足の静脈血は、歩いたり階段を上ったりすれば、筋肉の働きに助けられて心臓に帰っていきます。足が「第二の心臓」と言われるゆえんです。しかし立ったまま働く人などは、足の血液が滞留しがちで、弁にも負担がかかります。妊娠した女性も、ホルモンの影響などで足の血液が、心臓に戻りにくくなり、弁が故障しやすくなります。

実際、最も逆流が起きやすいのは、足の付け根の内側にある表在静脈の弁です。ここは足の骨近くを流れる深部静脈との合流点で、ひざ下にできる静脈瘤の大部分は、表在静脈の血液を止めることで、治療できます。流れを遮っても、血液は合流部から深部静脈に迂回して流れるので、問題はありません。

「硬化療法」と「ストリッピング手術」

血管を固めてしまう薬を注射する「硬化療法」もありますが、再発しやすいです。治療には、静脈瘤ができた血管全体を壊れた弁ごと抜き取る「ストリッピング手術」が最も効果的です。ただし全身麻酔を使うため、従来は約一週間の入院が必要でした。

日本医科歯科大血管外科では、この2つの治療法を組み合わせることで、日帰り手術を行っています。太ももの静脈は手術で引く抜きますが、ひざ下には硬化療法を行います。傷口は、足の付け根とひざ下の二か所に約2センチできるだけで、目立ちません。

麻酔の使い方の工夫も、日帰り手術を可能にしました。局所麻酔で、治療が終わると患者は手術室を歩いて出てきます。病院内でしばらく様子を見た上で帰宅できます。長時間の立ち仕事や激しい運動を避ければ、その日から普通に生活できるといいます。

この局所麻酔はTLA(大量低濃度局所浸潤麻酔)といいます。太もも全体に、十分の一の濃度に薄めた麻酔薬を、通常の量の十倍程度つかいます。血管を引く抜く痛みや出血が減り、痛み止めの効果も翌朝まで持続します。

手術時間は40分程度です。手術から約一か月は、血流が滞るのを防ぐため、特殊なストッキングをはいて足を圧迫する必要があります。ストッキング代以外は、すべて保険がききます。

血管内治療

体の負担の少ない日帰り最新治療として、最近、ラジオ波や半導体レーザーを使った「血管内治療」も登場しています。局所麻酔(TLA麻酔)を使い、逆流が起きている静脈にごく細いカテーテルを挿入します。超音波診断装置で血管の形を見ながら、ラジオ波やレーザーの熱で静脈の内部を焼ききり、血液の流れを止めてしまう手術です。

局所麻酔を使い、血管を引き抜くストリッピング手術以上に、傷が小さくて済むのが特長で、手術時間はわずか15分から20分で終わります。

しかし残念ながら、まだ保険がきかないため、一部の医療機関でしか実施していませんが、すでに欧米では主流になりつつあるといいます。

大切なのは正しい診断で、下肢静脈瘤は症状に合わせて、様々な治療を選択できるようになりました。専門の血管外科を受診し、最適な治療法を選んでください。

関係医療機関 日本医科歯科大血管外科

慢性疲労症候群(CFS)の治療

慢性疲労症候群(CFS)の症状

がんや甲状腺疾患、更年期障害などの病気はないのに、日常生活が困難になるほど強い疲労感が半年以上続く場合を、慢性疲労症候群と呼びます。

疲労感だけでなく、微熱や頭痛、関節痛、思考力の低下、睡眠障害といった症状を伴い、寝たきりになることもあります。単なる過労で疲れが取れない状態とは、全く異なります。

ところが、原因となる病気や検査での異常が見当たらないだけに、なかなか病気とは認知されませんでした。91年に厚生省(当時)研究班が設けられ、診断基準を作ったものの、医師の間に広く認識され、専門外来が増えてきたのは、ここ数年のことです。患者数は明らかではないが、国内で1000人に2人程度に発症するという推定もあります。

慢性疲労症候群(CFS)の原因

原因はよくわかっていません。風邪症状から始まった患者は多く、欧米では集団発生した例が、かなりあります。このため、ヘルペス、インフルエンザなどのウイルスとの関連が指摘されています。ただ、感染症だけでは説明のつかない点が多く、最近はストレスの影響が注目されています。

ストレスを受けると、脳の視床下部などの反応で、様々なホルモンのバランスが崩れます。病原体から体を守る免疫系にも影響し、免疫細胞のNK(ナチュラルキラー)細胞の活動が低下します。すると、体内に潜んでいたウイルスが勢いづきますので、それを攻撃する免疫物質が作られますが、調節がうまくいかず、かえって神経系や内分泌系(ホルモン)にダメージを与えてしまいます。

悪循環の結果、体中から神経を通して脳に信号を伝える各種の神経伝達物質が減り、脳の細胞が変調をきたして異常な疲労感が生じる、とみられています。

患者の血液中では、神経伝達物質の合成に必要な「アセチルカルニチン」という物質が少なく、特に脳内の自律神経系をつかさどる部位で減っていることが最近わかっています。体のだるさといった症状が現れる理由も説明できます。

過労や対人関係など身体的、精神的な要因だけでなく、化学物質や紫外線まで、生活環境のあらゆるストレスが発病の引き金になります。

慢性疲労症候群(CFS)の治療

確立した治療はありませんが、ストレスを和らげ、免疫機能を元へ戻すことが主眼になります。

大阪市立大では、生体防御機能を回復させる漢方薬「補中益気湯」とビタミンB12、ビタミンCの服用を勧めています。うつ病などと重なっている場合もあるので、効果が乏しい時は抗うつ剤などを処方し、必要に応じてカウンセリングも行います。

関係医療機関 大阪市立大病院

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