アキレス腱断裂の新手術法
アキレス腱断裂とは
アキレス腱断裂は、ふくらはぎの筋肉とかかとをつなぐアキレス腱がブチッと切れてしまうケガです。
スポーツ中に多く、「後ろから蹴られたような衝撃を感じた」「パチンと音がした」と表現されます。
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治療の基本方針
治療には大きく、
- ギプスや装具で固定し、腱が自然にくっつくのを待つ保存療法
- 切れた腱を縫い合わせる手術療法
の2つがあります。従来の開放手術に加えて、最近では傷を小さくする工夫が進んでいます。
低侵襲(小切開)手術の考え方
新しい手術法の多くは、
- 皮膚の切開をできるだけ小さくして、傷あとと感染リスクを減らす
- 特殊な縫合器具やガイドを用いて、腱をしっかり縫い合わせる
- 術後早期からリハビリを開始して、筋力低下と再断裂を防ぐ
ことを目標にしています。
代表的な特徴
- 小さな切開から腱を縫い合わせる経皮的縫合や最小侵襲手術
- 専用の糸・縫合法により、強度の高い縫合をめざす
- 術後は装具を使いながら、早期からの可動域訓練・部分荷重を行うプロトコルが一般的
注意点
- どの方法でも一定期間は再断裂のリスクがあるため、リハビリのペースが重要。
- 糖尿病・喫煙・高齢などがあると、傷の治りや感染リスクに注意が必要。
- スポーツ復帰には数か月以上かかることが多く、段階的な運動再開が求められる。
この記事の位置づけ
このページは、アキレス腱断裂に対する新しい(低侵襲)手術法の考え方を紹介したものです。
実際にどの治療法が適しているかは、年齢・活動レベル・断裂部位・全身状態などによって変わります。
ケガをした場合は、早めに整形外科(とくにスポーツ整形など)を受診し、
保存療法と手術療法のメリット・デメリットを説明してもらうことが大切です。
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