関節痛 日本人向け新型人工股関節
人工股関節置換術とは
人工股関節置換術は、変形性股関節症や大腿骨頭壊死などで傷んだ股関節を人工関節に置き換える手術です。
痛みを軽くし、歩行や日常生活動作を改善することを主な目的とします。
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日本人に合わせた人工股関節とは
欧米人と比べると、日本人は
- 体格・骨盤の形
- 大腿骨の太さや骨の密度
- 股関節の発育(臼蓋形成不全など)
に違いがあり、アジア人の骨格に合う人工関節が開発されてきました。
日本人向けに工夫された人工股関節では、
- 骨の形に合わせた細身のステム(骨の中に入る部分)
- 臼蓋(カップ)の角度や位置を調整しやすいデザイン
- セラミック同士・セラミックと高分子ポリエチレンの摩耗しにくい摺動面
などが用いられ、長期耐久性と脱臼しにくさの両立が目標とされています。
期待されるメリット
- 痛みの大幅な軽減
- 歩行距離の増加、階段昇降・正座などの動作改善(個人差あり)
- 耐久性の向上により、若い年齢で手術した場合でも長持ちが期待される
手術方法との組み合わせ
人工股関節そのものの改良に加え、
- 小切開で行う低侵襲手術(MIS-THA)
- ナビゲーションシステムやロボット支援で正確な角度・位置に設置する技術
も発展し、術後早期からの歩行・社会復帰を支える体制が整いつつあります。
注意点
- どのタイプの人工股関節が良いかは、年齢・骨質・股関節の変形の程度などによって違う
- セラミックや金属アレルギーが疑われる場合は、材料の選択に注意が必要
- 術後も、脱臼予防のための姿勢・動作、体重管理、適度な運動が大切
この記事の位置づけ
このページでは、日本人の骨格や生活習慣を踏まえて開発された人工股関節の特徴を紹介しました。
実際にどのインプラントを選ぶかは、
- 整形外科医の経験と得意な術式
- 患者さんの骨の状態・年齢・活動性
などを総合的に考えて決められます。
人工股関節手術を検討する際は、主治医からそれぞれの選択肢の長所・短所を説明してもらい、自分に合った方法を一緒に選ぶことが大切です。
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関係医療機関
日産厚生会玉川病院
関係サイト
NPO法人のぞみ会(変形性股関節症友の会)
社団法人日本リウマチ友の会
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