サプリメント事典

-納豆菌-

納豆菌

納豆菌の効果効能

納豆菌はバチルス菌とも呼ばれ、枯草菌の一種です。納豆菌は稲のワラに多く生息し、ワラ1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が胞子の状態で付着しています。

納豆菌は腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして、腸を整え便秘を解消します。納豆菌は腸内の免疫力を増強して、がんを抑制する効果があります。また納豆菌が作る酵素「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす働きがありますので、脳梗塞心筋梗塞を予防します。


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納豆菌がつくる納豆

納豆の原料である大豆は、良質なタンパク質、大豆サポニン、大豆イソフラボン、ビタミン、ミネラルを含んでいます。納豆菌によって大豆が納豆になる過程で、酵素が働きビタミンやミネラル類が増え、さらに消化吸収率が生の大豆より増して、約90%と高い吸収効率になります。

納豆菌の整腸作用

納豆菌は胃酸では死なずに、腸に到達します。腸内では善玉菌の増殖を活性化して、悪玉菌が増えるのを抑えます。さらに発がん性物質などの有害物質を、体外に排泄してくれます。

このように納豆菌は腸内環境を整えて、便秘を改善してくれます。便秘で便が長時間、腸内に留まりますと、血液に便の毒素が溶け出します。その毒素を肝臓が分解してくれますが、肝臓に負担をかけてしまいます。納豆菌が便秘を防いでくれますと、肝臓の負担を少なくしてくれます。

納豆菌の免疫効果

腸内の菌の状態は、体の免疫力に強く影響します。腸内に善玉菌が多いと、からだ全体の免疫力は強化されるのです。納豆菌によって、腸内に善玉菌が増えることにより、免疫力が強化され、インターフェロン(タンパク質)の分泌が促進させます。インターフェロンは、ウイルス増殖の阻止や、がん細胞の増殖を抑制する働きがあります。

納豆菌がつくるナットウキナーゼ

納豆菌は発酵過程で、ナットウキナーゼという酵素をつくります。ナットウキナーゼは血栓を溶かす作用がありますので、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの予防に役立ちます。

改善が期待できる症状

動脈硬化 心臓病 高血圧 脳卒中 便秘 

納豆菌が含まれる食品

納豆

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納豆菌の飲み方

ナットウキナーゼは熱に弱いので納豆は加熱などしないで、そなまま食べるようにしてください。血液凝固剤や反対の抗血液凝固剤を服用している方は、お医者さんとよく相談してからサプリメントや納豆を摂ってください。


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