更年期による女性の薄毛・脱毛に対する治療法
更年期と女性の薄毛の関係
更年期前後の女性では、卵巣機能の低下にともない女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。
その結果、
- 髪が細くなる
- ボリュームが減って地肌が透けて見える
- 分け目が広がる
といったびまん性の薄毛が目立ちやすくなります。 これを、女性型脱毛症(FPHL)や更年期脱毛として扱うことが多くなっています。
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まず確認したいこと(検査・原因チェック)
更年期の薄毛はホルモン変化の影響が大きい一方で、次のような原因が重なっていることもあります。
- 甲状腺機能の異常
- 鉄欠乏(フェリチン低下)や亜鉛不足
- 強いストレス・睡眠不足
- 過度なダイエット・偏った食事
- 服用中の薬の影響
そのため、自己判断でサプリだけを増やす前に、皮膚科や婦人科で血液検査を含めて原因を確認することが重要です。
治療の選択肢
1)頭皮外用薬(女性用ミノキシジルなど)
女性では、ミノキシジル外用薬が薄毛治療の中心になります。
濃度や使い方は製剤ごとに異なりますが、通常は毎日頭皮に塗布し、
数か月?1年ほどかけて少しずつボリュームの回復を目指すイメージです。
男性と異なり、女性ではフィナステリドなど内服AGA薬は基本的に使用されません。
2)ホルモンバランスへの対応
更年期症状(ほてり・不眠・イライラなど)が強い場合には、
- ホルモン補充療法(HRT)
- 漢方薬
などが検討されることもあります。 髪そのものへの直接効果は限定的ですが、全身状態や睡眠の質が整うことで、髪のコンディションが改善しやすくなるケースもあります。
3)栄養・生活習慣の見直し
- 鉄分(レバー・赤身肉・大豆・小松菜など)を意識してとる
- 魚やナッツ類から良質なタンパク質・脂質をとる
- 極端なカロリー制限ダイエットを避ける
- 喫煙を控え、睡眠時間を確保する
血液検査で鉄欠乏・亜鉛不足があれば、医師の指示でサプリメントや内服薬を補うことがあります。
4)頭皮ケア・ヘアスタイルの工夫
- 強い牽引(ポニーテール・エクステなど)を避ける
- 過度なブリーチやパーマを控える
- ボリュームが出やすいカットやスタイリング剤を活用する
治療を続けるときの心構え
- 変化は数か月単位で少しずつ出てくるものと考える
- 写真や分け目の状態を記録して、過去と比べる
- 「完全に元通り」を目指すというより、「今より進行を抑えて、ボリュームを底上げする」イメージで考える
この記事の位置づけ
このページは、更年期に関連した女性の薄毛の治療法についての一般的な情報をまとめたものであり、 実際の検査や治療方針は、必ず皮膚科・婦人科などの専門医と相談して決めてください。
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