夜尿症のための「夜尿アラーム」
夜尿症とは
夜尿症は、5?6歳を過ぎても、夜間に無意識のままおねしょをしてしまう状態を指します。
成長とともに自然に改善することも多い一方で、
学校行事(お泊まりなど)や心理的なストレスの原因になることもあります。
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夜尿アラームとは
夜尿アラームは、おねしょを感知すると音や振動で子どもを起こす装置です。
パンツやパジャマに装着したセンサーが尿の湿りを検知すると、アラームが鳴って知らせます。
これを繰り返すことで、
- 尿が出そうになったタイミングで目が覚める習慣を身につける
- 脳と膀胱の連携を強め、「尿意が高まると目が覚める」反応を学習させる
ことが目的です。
使い方のポイント
- 寝る前に、センサー部分を下着やパジャマの濡れやすい位置にセットする
- おねしょをするとアラームが鳴るので、保護者も一緒に起きて手伝う
- できれば、子ども自身にトイレへ行って残りの尿を出し、パジャマやシーツを取り替えるよう促す
- 朝になったら、カレンダーなどに「濡れた/濡れなかった」記録をつけておく
どのくらい続けるのか
夜尿アラームは習慣づけが目的の治療なので、ある程度の期間が必要です。
- 多くは数週間?数か月ほど継続して行う
- 「おねしょの回数が明らかに減ってきた」「濡れない日が増えた」かどうかを見ながら判断
途中で思うように成果が出なくても、叱ったり、責めたりしないことがとても重要です。
成功させるための工夫
- 「治す」のではなく、「一緒にトレーニングをがんばる」という雰囲気にする
- 濡れなかった日は、しっかりほめて自信をつける
- おねしょを兄弟や友達と比較したり、からかったりしない
- 必要に応じて、小児科や夜尿専門外来でアドバイスを受ける
この記事の位置づけ
このページは、夜尿症に対する夜尿アラーム療法の考え方と使い方をまとめたものです。
夜尿症は、「甘え」や「しつけの問題」ではなく、発達や体質の問題が関わることの多い症状です。
焦らず、子どもの気持ちに寄りそいながら、家庭と医療機関が協力して取り組むことが大切です。
京都府立医大病院
ほあし子どものこころクリニツク(東京)
関連サイト
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