OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)
OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)の効果効能
OPCとはフラボノイド(ファイトケミカル)の一種のカテキンが、2個以上、4個以下結合した物質をOPCと呼びます。カテキンはお茶の成分で、これが4個以上結合した物は、「タンニ」に分類されます。OPCの最大の特徴は、その強力な抗酸化力で、ビタミンCやビタミンEよりも強いとも言われています。OPCの主な作用は、コレステロール値の低下、血管の強化、血栓の予防、抗炎症作用などです。OPCは現在ヨーロッパで、医薬品とて処方されています。
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OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)の抗酸化効果
OPCの特徴は、きわめて強い抗酸効果で、ビタミンCの50倍,、ビタミンEの20倍ともいわれています。抗酸化効果とは、体内にある活性酸素を消去することです。活性酸素は遺伝子のDNAを傷つけて、がんの原因になり、老化の原因ともされています。
この強い抗酸化効果により、血管内の脂肪やコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や血栓を予防します。そして体全体の免疫力を活性化すると、考えられています。
フランスでは1947年にピクノジェノール(フランス海岸松樹皮)やブドウの種からOPCが発見されて以来、研究が進められました。その結果、ビタミンCやビタミンEがつくる、抗酸化ネットワークに働きかけて、ビタミンCとビタミンEをリサイクルして、作用を極端に増強する働きが、あることが判りました。現在フランスでは、静脈不全や静脈瘤、網膜障害などの血管医療薬に使われています。
OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)の美肌効果
OPCはシミの原因物質のメラニン色素を作る酵素、チロシナーゼの働きを抑制するとされているので、肌のシミやくすみを防止する美肌効果が期待できます。
OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)の女性に対する有効性
最近ではOPCが更年期障害や生理痛を緩和させ、妊娠の能力を損なうことなく、子宮内膜症を改善させるなど、女性特有の症状に対する有効性が認められています。
改善が期待できる症状
動脈硬化 がん 生理痛、生理不順 美肌 更年期OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)が含まれる食品
ブドウ ピーナッツ ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮) クランベリー ブルーベリー(ビルベリー)スポンサードリンク
OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)の飲み方
1日50~100mgを目安に、なんらかの治療目的の場合は300mgを食後に服用してください、空腹時は胃を痛める恐れがありますので注意してくださいスポンサードリンク