サプリメント事典

-キャッツクロー-

キャッツクロー

キャッツクローの効果効能

キャッツクローはアマゾンに自生するアカネ科カギカズラ属の1年草です。葉の付け根にねこの爪の形をした太いトゲがあるために、「キャッツクロー」と名付けられました。原産地のペルーでは、樹皮を煎じて飲む習慣があります。キャッツクローの主な働きとしては、関節炎を緩和して、血圧下げる働きがあります。



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キャッツクローの変形関節炎と関節リウマチへの効果

キャッツクローは幾つかの治験によって、変形関節炎関節リウマチといったタイプの違う2つの関節炎を、緩和することが証明されています。

キャッツクローの有効成分のキノブ酸やプテロポディンなどのアルカロイドが、炎症を起こす物質のプロスタグランジン2(PGE-2)や腫瘍壊死因子(TNF-α)などの合成を阻害する働きがあると、推測されています。実際に試験管レベルでは、この働きは確認されています。ただしキャッツクローは炎症を緩和できますが、腫れを抑えることはできません。


キャッツクローの治験

ペルーではキャッツクローの変形関節炎に対する治験が、行はれました。その結果、治験開始から約1週間後に効果が確認せれました。
またオーストリアでは予備的な研究ですが、関節リウマチへの治験が行われました。治験は24週間行われましたが、ここでもキャッツクローの効果が証明されました。


キャッツクローの血圧降下作用

キャッツクローは体液の排泄を促進して、平滑筋の緊張を緩和させ、抹消血管を拡張させる働きがあるので、血圧を降下させると期待せれています。

改善が期待できる症状

高血圧 関節痛 神経痛

関節痛はサプリメントにたよっては、良くなりません。サプリメントは補助的なものとして、関節痛は運動療法を中心にして、治療してください。

関節痛(変形性膝関節症)のための運動療法

キャッツクローの有効成分

キノブ酸 プテロポディン アンカリン リンコフィリン

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キャッツクローの飲み方

1日100mg~300mgを目安に食後服用してください。まれに副作用として嘔吐や頭痛が発生します。血圧降下剤を服用している方、自己免疫疾患の方、臓器移植患者、3歳以下のお子様、妊娠中の女性は使用は控えてください。


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