サプリメント事典

-黒酢 もろみ酢-

黒酢 もろみ酢


黒酢もろみ酢の効果効能


黒酢もろみ酢は、必須アミノ酸クエン酸ビタミンミネラルなどの有効成分により、様々な効能が期待できます。黒酢の必須アミノ酸は人体では合成できないもので、この必須アミノ酸により新陳代謝が進められ、神経が安定されます。

また黒酢にはコレステロールや中性脂肪を減少させ、血糖値の上昇を抑えます。もろみ酢はクエン酸やアミノ酸を多く含んでいて、クエン酸により新陳代謝を調整して脂肪を分解します。またもろみ酢には免疫力を高め、血圧を下げる作用があります。



スポンサードリンク


黒酢もろみ酢のクエン酸の効果効能


クエン酸は柑橘類や酢、梅干に含まれる「さんみ成分」で、食品添加物などとして多用されています。

クエン酸の重要な働きは、血液をサラサラにして、動脈硬化高血圧脳梗塞心筋梗塞などを防いでくれることです。クエン酸には、ミネラルを挟み込むキレート作用があり、この作用も血液をサラサラにしてくれます。

クエン酸を含む酢などは、疲労時に蓄積される乳酸を分解する働きがあるので、昔から疲労回復に使われてきました。

そしてクエン酸は細胞のミトコンドリア内で体内に吸収された栄養素を、エネルギーであるアデノシン三リン酸(ATP)に変える、クエン酸回路(TCA回路)の中間物質でもあります。

黒酢もろみ酢の血液サラサラ効果

動脈硬化や脳梗塞の原因は、一般的に活性酸素によるコレステロールの酸化とされていますが、血液そのものの、流動性も大きく影響します。つまり血液が「ドロドロ」が悪い状態で、「サラサラ」が良い状態なのです。

血液の流動性をきめる因子は、次の3つがあります。
  • 赤血球の変形能
    赤血球の変形のしやすさを、変形能といいます。サラサラ血液は変形能が高く、ドロドロは変形能が低く、この変形能が高いと、赤血球は毛細血管などの狭い血管でも、すばやく通り抜けます。
  • 白血球の粘着
    白血球は、普段粘着生がありませんが、細菌が侵入すると粘着性がでて、細菌などの異物を排除するように働きます。ところが粘着性が高くなりすぎると、血管内に多数付着して、血管内を狭くして、毛細血管などをふさいでしまいます。
  • 血小板の凝集能
    血小板は出血したとき、くっつきあって、血液の流失を防いでくれます。この血小板の働きを、凝集能といいます。
    しかし凝集能が高すぎると、血液の流動性が少なくなり、血栓ができやすくなります。

黒酢もろみ酢のクエン酸には、赤血球を変形能を高め変形しやすくしたうえ、血小板の凝集を弱めて、血液をサラサラにして、血流を改善してくれる効果があります。

またカルシウムイオンは血小板の凝集能を高め、白血球の粘着性も高める働きがあります。もし血液中にカルシウムイオンが多いと、血液がドロドロになります。

黒酢もろみ酢のクエン酸には、ミネラルを挟み込む、キレート結合と呼ばれる働きをもっています。このためクエン酸はカルシウムイオンとキレート結合して、血小板の凝集や白血球の粘着性を抑えて、血液の流動性を高めてくれます。

黒酢もろみ酢のクエン酸はこのように、血液をサラサラにて動脈硬化などを防いでくれます。

黒酢もろみ酢の疲労回復効果


筋肉が疲労すると、酸素不足になって「疲労物質」と呼ばれている、乳酸がたまります。この乳酸は血液の流れを悪くする作用がありますので、たまるとますます血流が悪くなり、さらに酸素不足になるといった悪循環が起きます。

このように疲労の実体は乳酸ではなく、酸素不足が原因なのです。

黒酢もろみ酢のクエン酸と摂ると疲労が回復するのは、クエン酸が血流を改善すると、酸素が全身に供給され、エネルギーを生産するクエン酸回路(TCA回路)が働き、エネルギーのアデノシン三リン酸(ATP)が生産されます。そのうえクエン酸回路が良く働くと、乳酸はピルビン酸になって、エネルギーのアデノシン三リン酸(ATP)になってくれます。

こうのような仕組みによって、黒酢もろみ酢のクエン酸は疲労を回復してくれます。

黒酢の効果の特長


日本の黒酢は、沖縄・鹿児島地方で造られ、米や大麦を原料とする黒色の酢です。1~3年と、長く熟成することで、麹菌や乳酸菌の作用が進み、うまみや香りが強くなるほか、アミノ酸の含有量が増えます

黒酢には、有機酸、ビタミンCなどの水溶性ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸などの有効成分が多く含まれています。

さらに黒酢の特徴として、必須アミノ酸の成分が挙げられますが、これは人体では合成できないもので、体の代謝をコントロールする作用や神経を安定させる働きなどがあります。また、コレステローノレや中性脂肪、血糖値を調整する効果もあります。

もろみ酢の効果の特長


もろみ酢は、沖縄特産の泡盛や焼酎のもろみからできた、號珀色の天然醸造酢です。原料に麹菌を加え、さらに酵母で発酵させ、アルコール分を除去してできるもろみ酢は、クエン酸やアミノ酸を豊富に含んでいます。

アミノ酸の一種であるアルギニンには、免疫力の強化し、血圧を下げ、アンモニアの無毒化して、血管を拡張して動脈を軟らかくして、勃起不全(ED)の改善し、成長ホルモンの放出る効果があります。

改善が期待できる症状

肥満 高血圧 動脈硬化 ストレス 疲労

黒酢もろみ酢の有効成分

必須アミノ酸 クエン酸


スポンサードリンク


黒酢もろみ酢の飲み方

1日に10cc~20cc程度を目安にして食後に飲み空腹時は避けましょう。


スポンサードリンク


↑ ページトップ