サプリメント事典

-ブルーベリー(ビルベリー)-

ブルーベリー(ビルベリー)

ブルーベリー(ビルベリー)の効果効能

ブルーベリーは、ベリー種の総称で、サプリメントや医薬品に使用しているのは、「ビルベリー」です。ブルーベリー(ビルベリー)の有効成分のアントシアニンは、視力に関係する重要な物質ロドプシンの働きを活性させる作用があります。このブルーベリー(ビルベリー)による眼精疲労の緩和によって、目の疲れに伴う頭痛肩こりなども、改善される事もあります。またブルーベリー(ビルベリー)は、糖尿病網膜症を改善する働きがあります。



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ブルーベリーの種類

ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属の数種類あるベリー種の総称です。普段、生やジャムで食べている、ブルーベリーは学術名を「バクシニウム・コリンボサム」で、サプリメントや医薬品に使用されているのは、ビルベリーで学術名が「バクシニウム・ミルチラス」と呼ばれるものです。
両者は似ていますが、まったく違うものですので、ビルベリー以外の生ブルーベリーやジャムを食べても何の効果もありませんので、注意してください。


ブルーベリーの目に対する効果

わたしたが物を見られる仕組みは、網膜に存在するタンパク質のロドプシンが光を受けると分解して、再び合成されます。このロドプシンの分解と再合成の繰り返しの刺激が、視神経に伝わり脳に到達することにより、目が見えるのです。

人が長時間テレビやコンピューターを見ていると、このロドプシンの分解と再合成の働きが鈍ってきて、疲れ目になるのです。ブルーベリーに含まれる有効成分アントシアニン(ファイトケミカル)が、ロドプシンの再合成を助けて、目の疲れを解消してくれるのです。


ブルーベリーは夜間視力を改善する?

第二次大戦中に英国のパイロットがブルーベリーを食べてから、夜間飛行してもよく見えると言ったことから、ブルーベリーに夜間視力を改善する効果があると、言われてきました。
細胞レベルや動物実験などでは、ブルーベリーの有効成分アントシアニンは、目の網膜を守り、血管壁を強くして、炎症を抑えるなどの作用があることが、確認されているため、夜間視力を改善する効果があると信じられてきました。

そこでアメリカの空軍やその他の研究所などで、人に対して治験がいくつか行われました。そのいずれもが、ブルーベリーには夜間視力を改善する効果が無いことが判りました。

ブルーベリーは、糖尿病網膜症を改善する

糖尿病患者のおおよそ半分の方は、目の網膜にダメージを受けて、毎年3000人以上の人が糖尿病網膜症によって、失明しています。

目の毛細血管は、大変細いのですが、赤血球に柔軟性があるために、詰まることなく通るのです。しかし血糖値が高くねると、ブドウ糖が赤血球のヘモグロビンと化学反応して、赤血球が硬化してしまいます。
このため赤血球が毛細血管のなかで詰まり、眼底出血を起こします。出血した先の細胞に、酸素と栄養が届かないために失明するのです。

ブルーベリーには、糖尿病網膜症や高血圧性網膜症を、改善する効果が期待できるのです。ブルーベリーの有効成分アントシアニンが毛細血管を守っていると、推測されます。

実際に効果があるとの、治験報告がいくつかありますが、信頼性の低い試験方法のため、現段階では期待どまりですので、注意してください。

改善が期待できる症状

眼精疲労 頭痛 肩こり

ブルーベリー(ビルベリー)の有効成分

アントシアニン オリゴメトリック・プロアントシアニジン

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ブルーベリー(ビルベリー)の飲み方

ブルーベリーはサプリメントや加工食品など様々物がありますが、「ビルベリー」で作られた物を表示内容から調べて、選んでください。


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