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-下肢静脈瘤レーザー治療-

下肢静脈瘤レーザー治療

下肢静脈瘤と血管内レーザー治療

下肢静脈瘤は、足の静脈の弁が壊れて血液が逆流し、
静脈がボコボコとふくらんでしまう病気です。
近年、従来のストリッピング手術に代わり、レーザーや高周波を用いた「血管内治療」が広く行われるようになってきました。


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レーザー治療の仕組み

血管内レーザー治療は、静脈の内側からレーザーで熱を加えて、逆流している静脈を閉塞させる治療です。

  1. 超音波で、逆流している伏在静脈(太ももの内側など)の走行を確認する
  2. 局所麻酔のもとで、皮膚から細い針を刺して静脈内にレーザーファイバーを挿入する
  3. 静脈の周囲に冷却・保護のための局所麻酔液を注入する
  4. ファイバーをゆっくり引き抜きながらレーザーを照射し、静脈の内側からふさぐ

閉塞した静脈は、時間とともに体内で吸収されていくとされています。

レーザー治療のメリット

  • ストリッピング手術に比べて切開が小さく、体への負担が少ないとされる
  • 多くは日帰りまたは短期入院で実施可能
  • 術後の痛みや内出血が比較的少ないと感じる方も多い
  • 早期に歩行や日常生活に復帰しやすい

注意すべき点・リスク

  • 治療後しばらくつっぱり感・違和感・軽い痛みが出ることがある
  • 皮下出血・表在静脈炎・神経の一時的なしびれなどが起こることがある
  • まれに深部静脈血栓症などの重い合併症が起こる可能性もゼロではない
  • レーザーで伏在静脈を閉塞させても、細かい静脈瘤が残る場合には、硬化療法などの追加治療が必要になる

治療後の生活

  • 術後は歩くことで血流を保ち、血栓を防ぐことが大切
  • 一定期間、弾性ストッキングの着用が勧められる
  • 長時間立ちっぱなし・座りっぱなしを避けるなど、生活習慣の見直しも再発予防に役立つ

この記事の位置づけ

このページは、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー治療の概要を紹介したものです。
レーザー治療が向いているかどうかは、静脈の太さ・走行・逆流の程度・年齢・持病などによって変わります。
足の静脈のふくらみやむくみが気になる場合は、血管外科や下肢静脈瘤の専門外来で、
超音波検査を受けたうえで、自分に合った治療方法を相談することが大切です。

関係医療機関

慶友会つくば血管センター

銀座七丁目クリニック

関連ページ

下肢静脈瘤の「硬化療法」と「ストリッピング手術」


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