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-頻尿・尿失禁の干渉低周波治療-

頻尿・尿失禁の干渉低周波治療

頻尿・尿失禁と骨盤底筋

加齢・出産・肥満・手術後などの影響で、骨盤底筋(こつばんていきん)の力が弱くなると、

  • 咳やくしゃみで尿がもれる「腹圧性尿失禁」
  • 急に尿意が高まり、トイレまで我慢できない「切迫性尿失禁」
  • 日中・夜間の頻尿や残尿感

などが起こりやすくなります。
干渉低周波治療は、骨盤底筋や尿道周囲の神経・筋肉を低周波で刺激し、働きを整えることを目指す治療です。


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干渉低周波治療とは

2種類の低周波電流を体の表面から流し、体内で「干渉」して中周波を生じさせる治療法です。
これにより、深い部分の神経・筋肉をやさしく刺激し、骨盤底筋の機能改善や膀胱の過敏性の軽減をねらいます。

治療の受け方

  • 下腹部や会陰部(股のあいだ)などに電極パッドを貼るタイプ、
    専用の座面に座って治療を受けるタイプなどがある
  • 1回あたり20?30分程度、週に数回など定期的に継続することが多い
  • 治療中は、ピリピリとした軽い刺激や筋肉の収縮感を感じるが、痛みは一般的に強くない

期待される効果

  • 骨盤底筋の反応性が高まり、腹圧性尿失禁の改善に役立つ可能性
  • 膀胱の過敏な収縮が抑えられ、切迫性尿失禁・頻尿が軽くなる場合がある
  • 薬物療法が合わない人・効果が不十分な人の補助的治療として期待される

効果の出方には個人差があり、数週間?数か月ほど継続して評価されることが多いです。

安全性と注意点

  • 皮膚が弱い方では、電極部のかぶれや赤みが出ることがある
  • 心臓ペースメーカーを使用している方など、禁忌となる場合がある
  • 妊娠中の方や重い心疾患のある方など、事前に医師との十分な相談が必要

骨盤底筋体操との併用

干渉低周波治療は、患者さん自身が行う骨盤底筋体操(ケーゲル体操)と組み合わせることで、
より効果が高まりやすいと考えられています。
日常生活でのトイレ習慣・水分摂取・便秘対策も合わせて見直していくことが大切です。

この記事の位置づけ

このページは、頻尿や尿失禁に対する干渉低周波治療の概要を紹介したものです。
症状のタイプや程度によって、薬物療法・手術療法・行動療法など、適した治療法はさまざまです。
自分の症状を正しく知るためにも、恥ずかしがらずに泌尿器科などで相談してみましょう。

関係医療機関 大阪中央病院
骨盤底筋体操サイト 骨盤底筋体操
排尿・排便障害支援サイト 日本コンチネンス協会


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