サプリメント事典

-チロシン-

チロシンと気分の健康

チロシンとは

チロシンは、体内で合成もできる非必須アミノ酸の一つで、

  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン
  • アドレナリン

といったカテコールアミン系の神経伝達物質の材料になります。 また、甲状腺ホルモンやメラニン色素の材料にもなります。


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ストレス・気分との関係について

チロシンは、強いストレス下や過酷な環境(睡眠不足・寒冷・軍事訓練など)での 認知機能や疲労感に対する効果が研究されています。

  • 一部の研究で、急性ストレス下での集中力や作業効率がわずかに改善した報告
  • うつ病に対しては、はっきりした効果を示さない研究も多い

うつ病治療の主役となるエビデンスは、現時点では十分とは言えません。

主な副作用・注意点

  • 頭痛、吐き気、胸やけなどの消化器症状
  • 興奮感、落ち着きのなさ、睡眠の質の低下
  • 血圧上昇の可能性
  • 甲状腺ホルモンの材料でもあるため、甲状腺疾患がある人は注意
  • MAO阻害薬や一部の抗うつ薬との併用で、血圧上昇などのリスクが高まる可能性

とり入れるときのポイント

  1. うつ病や不安障害の「治療薬」とみなさない
    エネルギーが出ない・やる気が出ないからといって、チロシンだけで解決しようとするのは危険です。
  2. 高血圧・甲状腺疾患・心疾患がある人は特に慎重に
  3. 気分の薬を飲んでいる場合は、必ず主治医に相談

この記事の位置づけ

このページは、チロシンと気分・ストレスとの関係に関する情報を整理したものであり、 うつ病などの治療を自己判断で行うことをすすめるものではありません。 気分の不調が続くときは、早めに医師や専門家に相談してください。


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