シジミ(シジミエキス)と肝臓の健康
シジミとは
シジミは日本ではお味噌汁などに使われる身近な貝で、 「二日酔いにシジミ汁」「肝臓によい」といったイメージがあります。
シジミには、オルニチン・タウリン・アミノ酸・ミネラルなどが含まれ、 これらを濃縮したシジミエキスのサプリメントも販売されています。
スポンサードリンク
肝臓との関係
- 動物実験で、シジミ抽出物が肝機能検査値(AST・ALTなど)を改善した報告
- 脂肪肝や高コレステロール血症モデルのラットで、肝脂質の改善がみられた研究
- エタノール負荷時の肝障害を軽くしたという報告もある
日本の食品科学の論文などで、タイワンシジミ抽出物の肝保護作用が報告されていますが、 多くはラットなど動物モデルでの結果です。
人間で「肝臓病そのものの予防・治療」にどの程度役立つかについては、まだ十分な臨床データはありません。
摂取量と食品としてのポイント
- シジミの味噌汁を1日1杯程度飲む習慣は、多くの人にとって無理のない範囲といえます。
- シジミエキスサプリでは、オルニチンやシジミ由来アミノ酸の量が商品ごとに異なります。
主な副作用・注意点
- 貝に対するアレルギー症状(かゆみ、蕁麻疹など)
- 貝類に含まれる微量金属(カドミウムなど)の長期的な蓄積リスクについては、摂取量に注意が必要という指摘もある
- サプリで極端な高用量をとった場合の長期安全性は、まだ十分に分かっていない
とり入れるときのポイント
- まずは「食べ物」としてのシジミ汁から
普通の食事の一部としてシジミ汁をとることは、多くの人にとって安全で続けやすい方法です。 - サプリは「肝臓の薬」代わりにしない
検査値が明らかに悪い場合や、肝臓病と診断されている場合は、必ず医師の診察が必要です。 - 二日酔い対策としても「飲酒量のコントロール」が基本
シジミだけで肝臓への負担を帳消しにすることはできません。
この記事の位置づけ
このページは、シジミおよびシジミエキスの肝臓への影響と注意点を整理したものであり、
特定のサプリや治療法をすすめるものではありません。
肝機能障害やお酒の量が気になる方は、医師・保健師・薬剤師などの専門家に相談してください。
参考文献・参考サイト
- シジミ抽出物の肝機能・脂質代謝への影響を調べた動物実験
- シジミに含まれるオルニチンやタウリンに関する栄養学的研究
スポンサードリンク