カンゾウ(甘草)と肝機能
カンゾウとグリチルリチン
カンゾウ(甘草)に含まれるグリチルリチンは、
日本では肝機能障害に対する注射薬(医療用)として使われてきた経緯があります。
市販薬やサプリの中にも、「肝臓によい」とうたって甘草エキスを含む製品があります。
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期待される働き
グリチルリチンには、
- 肝臓の炎症をしずめる
- ウイルス性肝炎などでの炎症反応を和らげる
といった作用があるとされますが、医療用注射剤と市販のサプリでは、 成分量も用法も大きく異なる点に注意が必要です。
主な副作用・注意点
甘草の長期・高用量摂取で問題となる偽アルドステロン症は、 肝臓が悪い人にとっても大きなリスクです。
- 血圧が上がる
- むくみ・体重増加
- 低カリウム血症による筋力低下・不整脈
とり入れるときのポイント
- 「肝臓にいいから」といって、甘草入りのサプリやドリンクをいくつも重ねて飲まない
- すでに肝機能障害がある場合は、必ず主治医に相談してから使う
- 黄疸・強いだるさ・むくみ・血圧上昇などがあれば、すぐに使用をやめて受診する
この記事の位置づけ
このページは、カンゾウ(甘草)と肝機能の関係を整理したものであり、 肝疾患の治療を甘草で代用することをすすめるものではありません。
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