カキ(牡蠣)と肝臓の健康
カキに含まれる主な成分
カキ(牡蠣)は「海のミルク」とも呼ばれ、
- 亜鉛
- ビタミンB12
- タウリン
- 良質なたんぱく質
などを多く含む食品です。これらは、からだ全体の代謝や解毒、エネルギー産生などに関わる大事な栄養素です。
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肝機能との関係
- 小規模な臨床試験で、発酵カキエキス摂取により、ALT・AST・γ-GTPが改善した報告
- アルコール習慣のある人で、肝機能と脂質代謝がわずかに良くなったとする報告
といったデータがあり、「肝臓の負担が大きい人のサポート素材になりうる」 と考えられていますが、
- 対象人数が少ない試験が多い
- 試験期間も比較的短い
などの限界があり、長期的な肝疾患予防効果については、まだはっきりしていません。
摂取の形
- 食品として:生ガキ、焼きガキ、カキフライなど
- サプリメントとして:牡蠣エキス・牡蠣肉エキスなどのカプセル・顆粒
食品として適量を食べる範囲では、多くの人にとって安全性は高いと考えられています。
主な副作用・注意点
- ノロウイルス・細菌などによる食中毒(生食・加熱不十分な場合)
- 重金属(カドミウムなど)蓄積への懸念(極端な多量摂取)
- 貝類アレルギー
サプリメントとして牡蠣エキスを摂る場合でも、貝類に対するアレルギーがある方は注意が必要です。
とり入れるときのポイント
- 肝臓の治療はまず医師の診断が優先
肝機能障害がある場合、原因(脂肪肝・ウイルス・アルコールなど)の見極めと、 医師による治療が最優先です。 - 牡蠣は「肝臓に良い栄養食品」の一つとして
バランスのとれた食事の中に、適量の牡蠣料理や牡蠣エキスを取り入れるイメージです。 - 生食は体調・体質に合わせて慎重に
高齢・持病がある方・免疫が弱い方は、生食より加熱した牡蠣の方が安全です。
この記事の位置づけ
このページは、カキ(牡蠣)と肝機能との関係を整理したものであり、 特定の製品や治療法をすすめるものではありません。 肝疾患の予防・治療については、必ず主治医と相談してください。
参考文献・参考サイト
- 牡蠣エキス摂取と肝機能検査値の変化を検討した臨床試験
- 牡蠣に含まれる栄養素と健康への影響に関する総説
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